
会社員の方が副業を始める上で気になるであろうところをすべて1記事にまとめました(笑)
今回は、会社員の方がいざ副業を始めるとなった際に、気になるポイントを網羅的にまとめてみました。
会社員の副業の実態、副業バレ対策、おすすめの副業、副業開始前に注意するポイントなど…書いていきます。
会社員の副業の実態は?
どのくらいの人が副業を始めている?
昨今は、大きな企業であっても副業解禁の流れができつつありますよね。
そうでなくても、会社に内緒で副業をされているという方が増えてきた印象があります。
実際のところ、どのくらいの会社員の方が副業を始めているのでしょうか。
アフィリエイトやユーチューバー、ポイントサイト、はたまたネットワークビジネスなど…
会社員でありながら、その他で副収入を得ているという方の割合は、週刊ダイヤモンド 2018年 3/10 号によると、
おおよそ15%ほどだということです。
15%というと、会社員の6~7人に一人は副業を始めているということになりますね。
一昔前まででは考えられないくらい、増えてきています。
また、こんなデータもありました。
こちらは、厚生労働省労働局基準資料が出しているデータで、ダブルワーク(雇用×雇用)をされている方、希望している方の数と割合のデータですね。
こちらを確認してみると…
ダブルワークをしている方も、ダブルワークをしたいと希望している方も年々増加傾向にあるのがわかります。
▼ダブルワークを希望している方の割合と人数
年 | 副業を希望している人の数 | 全雇用者に対する割合 |
1992年 | 235.1万人 | 4.5% |
1997年 | 268.2万人 | 4.9% |
2002年 | 277.2万人 | 5.1% |
2007年 | 299.3万人 | 5.2% |
2012年 | 323.7万人 | 5.7% |
2017年 | 385.0万人 | 6.5% |
▼ダブルワークを実際にしているの割合と人数
年 | 副業を実際にしている人の数 | 全雇用者に対する割合 |
1992年 | 75.7万人 | 1.4% |
1997年 | 89.2万人 | 1.6% |
2002年 | 81.5万人 | 1.5% |
2007年 | 102.9万人 | 1.8% |
2012年 | 105.0万人 | 1.8% |
2017年 | 128.8万人 | 2.2% |
肌でも感じるところではありますが、本業以外に副収入を得たい、または複数の収入源を得たいという副業への関心は以前より高まっていると言えそうですよね。
どのくらいの人がどの程度の額を稼いでいる?
同じく週刊ダイヤモンド 2018年 3/10 号を見てみると、年間に20万円以上稼いでいるという方と、20万円未満だという方がおおよそ半々のようです。
つまり、年間20万円以上稼いでいれば、会社員副業者の方全体で見た時に、あなたは稼いでいる側であると言えそうです。
ちなみに、年間100万円以上というまとまった額を稼いでいるような方は、ざっくりと10%ほどのようです。
年間20万円というと、月になおすと、15,000円あまりといったところですから、意外と副業でしっかりと稼いでいる人は少ないのだなという個人的な印象があります。
月15,000円なら、お小遣いの足しにはできますけれど、それで人生が変わるとか、その副業を土台として、会社員を辞めて独立する…ってところまでは中々いかないですもんね。
ただ、自分で載せておいて何なんだという話ですが、正直いってあんまりこうした「割合」というのは気にしなくてもいいのかなと思います。
「やるべきことをしっかりとやっていれば」誰でも稼げると思いますし、しっかりとした額を副業で稼いでいる人の割合が少なかったとしても、「稼げる人は稼げる」ものだと思うからです。
こうしたデータを見ると、「私なんかに稼げるのかな」「ああ副業ってやっぱり難しいんだな」と落ち込んでしまわれる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはないと声を大にして私は伝えたいと思います^^
私も凡人中の凡人というか、むしろ落第生ですしね…。
会社員時代は在籍1年間で4回くらい業務過失をおかしたかと思います。。笑
真剣にやっていたんですけどねぇ…。
なぜ会社員は副業をしたほうがいいのか?
①不確かな時代において収入の安定度が増す
会社員の方であれば、平均を考えると年間400万円ほどの収入がお有りかと思います。
十分に立派な収入ですが、その400万円の内訳は、勤め先からの1つの収入源に依存している状態ですよね。
時代の流れが速くなり、グローバル化も加速しているなかで、現在は企業もそれについていくのに必死といった状況のなか、かなり危険なことだと思いませんか。
お勤めの会社が流れについていけなくなり、大規模なリストラを敢行したり、倒産の憂き目に合えば、一気に収入は無くなってしまいます。
再就職がスムーズにできたとしても、それまでと同水準の年収をいただける保証などはどこにもありません。
令和に入ってまだまもないですが、既に名の知れた大企業が大規模なリストラを発表していますよね。
■令和以降の大企業のリストラ■
・三井E&S(旧:三井造船)は1000人規模のリストラ
・セブン&アイHDは3000人規模の削減
・日産自動車は全世界で1万人規模の削減
・損保ジャパンは4000人規模の削減
・富士通は2850人の早期退職募集
・キリンは過去最高益ながらも将来を考慮してリストラ敢行を発表
etc…
どれも日本を代表する大企業ですよね。
これら大企業ですらそうなのです、大企業の下請けの中小企業や、経営体力のない零細企業にお勤めなのであれば、一寸先は闇ということにもなりかねません。
そんな世知辛い世の中ですが、もしあなたに副業収入があったとしたら、月に10万円稼いでくれるビジネスを何個か持っていたら…。
ひとまず最悪の事態は回避できそうですし、仮にリストラや倒産の憂き目に遭ったとしても、落ち着いて次の戦略を練り直すことができますよね。
②日本の会社員の年収は上がる気配がない
詳しい日本の会社員の年収についてはこちらの記事も参考にしていただきたいのですが、ざっくりいうとこのような感じです。
見ていただいてわかるように、発展途上国はもちろん、先進国ですらどの国も年収は伸びていますが、日本は伸びているとはいえませんね。
少子高齢化による人口減少や技術的な優位性の喪失など、これからの日本経済を取り巻く環境は更に厳しさを増すと言われているなかで、下がることはあっても大幅に伸びることは考えにくいのが現状です。
年 | 会社員の平均年収 |
2000年 | 461万円 |
2005年 | 437万円 |
2010年 | 412万円 |
2015年 | 420万円 |
ちなみに、こちらはお隣・中華人民共和国の会社員の平均年収だそうです。
※『中国の平均年収(https://heikinnenshu.jp/)』を参考にさせていただきました。
猛烈な経済発展と、それにともなう年収の伸びはわかりますよね。
さすがに、中国もこのままずっと右肩上がりという訳にはいかないでしょうけども、勢いの差は明らかです。
年度 | 平均年収 |
2006年度 | 310万円 |
2009年度 | 433万円 |
2012年度 | 603万円 |
2015年度 | 748万円 |
少し話が横道にそれてしまいましたが、日本の会社員の年収がこれから劇的に上がる可能性というのは、今のところ見えてきていないのが現状です。
もう少しゆとりが欲しいと思うのであれば、副業にチャレンジしなくてはいけません。
③保険料や税負担は増える一方
年収は全然伸びないのに、税負担は増える一方です。
わかりやすい部分でいえば、消費税が2019年の10月から一部10%まで増えましたよね。
国民年金保険料も2005年から段階的に毎年月額280円ずつ上がってきました。
厚生保険料率も2004年から14年間に渡りジワジワと上げられてきました。
介護保険料については、高齢化が止まらない限り、3年置きにどんどん上がっていくとされています。
子どもが少なくて、医療が発展する現代、高齢化が止まることってあり得るのでしょうか(笑)
その他、年少者控除の廃止や児童手当の削減なども行われました。
自分でも書いていて辟易しましたが、根本部分が大きく変わらない限り、これからも増税の流れは止めようがないでしょう。
仮に年収が上がったとしても、その分取られてしまうのであれば、ツライですよね。。
余裕のある暮らしをするには、副業などにチャレンジして抜本的に収入を増やすことを考えるべきでしょう。
副業は会社にバレる?バレない?
勤め先への副業バレが怖い…でもやらないと!
会社員として本業がある方にとって、大きな懸案事項なのが、「勤め先への副業バレ」ですよね?
昨今、社会の風潮も変わってきており、大企業であっても中小企業であっても、副業を許す企業もだいぶ増えてきました。
とはいえ、まだまだ大半の企業は、副業禁止規定なるルールを設けていて、会社員の副業を認めていないですよね。
ただし、これだけ時代の流れが速い時代…収入源がお勤め先の1つのみでは、心もとないと思います。
現に、ついこないだまで「世界の亀山モデル」などとノリに乗っていたシャープのような大企業まで…10年も経たないうちにああいう結果になってしまう世の中ですからね。。
会社員として安定した収入は得つつも、「もしも」が起きてしまったときのために、副業収入を得て備えておくことは重要ですよね。
ましてや、小さいお子様など養うべきご家族をお持ちの方であれば…
副業がバレてしまう原因とタイミング
①住民税の通知でバレる?
実際に、副業禁止規定のある会社にお勤めされていた会社員の方が、副業バレしてしまった原因の多くは…
住民税の増額が会社に伝わってしまうこと
であることが多いと言われます。
住民税は、あなたの総収入の額に応じて、収めるべき額が変わってきますが、当然のことながら稼ぎがよくなれば、住民税額も増えていきます。
その時、どのように住民税を収めるかがカギとなるのですが、基本的に住民税は、あなたが会社員であれば、会社のお給料から天引きされる仕組みとなっています。
(※つまり、会社側にはあなたがどれだけの額を収めることになっているのか、通知がいきます。)
ですから、お勤め先でのお給料が大して上がっていないのに、住民税が極端に増えていたりしたら、会社側は気がついてしまうのです。
「あ、この人は会社以外で何か大きな収入があるな…?」と…。
もちろん、これを知っていれば防ぐことも可能です。
住民税の収め方を変更すればよいのです。
変更は確定申告(1年に稼いだ総額などを申告し、税額をフィックスする手続き)にて行うことができます。
通常、デフォルトで「特別徴収」という収め方になっています。
これは先に述べたとおり、会社のお給料から全ての住民税を天引きしてしまうという方法です。
それを、「普通徴収(自分で納付)」に切り替える必要があります。
普通徴収の選択は、確定申告時に提出する書類にチェックを入れるだけでできるのですが、これを選択することによって、副業で稼いだ分にかかる住民税については、ご自宅に別途、納付書が届き、コンビニなどで支払いができるようになります。
会社には副業分にかかる住民税に関する通知が届かないですから、バレることを防ぐことができます。
自治体によっては普通徴収が選べないことも…?
ただし、原則として「特別徴収」が普通であり、各自治体でも特別徴収を推奨していることが多いです。
普通徴収を希望しているにも関わらず特別徴収されてしまうケースもあるようなので、念には念を入れるということであれば、自治体に確認するようにしましょう。
普通徴収に切り替えてもバレる?
なお、あなたがしている副業の内容によっては、普通徴収に切り替えたとしても、バレてしまうこともあります。
以下の画像をよく確認してみてください。
こちらは例の確定申告の書類の住民税の納付方法を選択する欄を一部切り取ったものなのですが、赤ラインを引いてある部分に着目してください。
「給与・公的年金等に係る所得以外」の所得に係る住民税の徴収方法と書いていますよね。
つまり、副業といっても、雑所得や事業所得となる副業であれば、「給与・公的年金等に係る所得以外」の所得となるので、「自分で納付」できるのですが…
例えば、スナックや居酒屋などと二重に雇用契約を結び、報酬を給与所得として受け取っている場合は、「自分で納付」の対象外となってしまうのです。
もっとも自治体やその担当者によってもこのあたりの対応はバラつきがあるようで、給与所得として受取る副業収入も「自分で納付」させていただけることもあるようですが、絶対に大丈夫というものではないようです。
もし、副業禁止規定のある会社で、副業を行うのであれば、少しでもリスクをへらすためにも、雑所得や事業所得となるような副業を選びましょう。
②マイナンバー制度によってバレる?
マイナンバー制度によって、副業がお勤め先にバレでしまわれることを心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらは、結論からいうと、バレる可能性は極めて低いと考えられます。
というのも、マイナンバーの利用目的は、法律によってかなり厳しく管理されています。
つまり、会社側からマイナンバー制度を利用して、役所に、当該従業員の副業の有無を問い合わせることなどはできないですし、逆に、役所側から会社に当該従業員が副業をしていることを通知することもできないためです。
③インターネットやSNSでバレる?
SNSなどをやっていると、大学時代に知り合った友人と会社に入ってから仲良くなった同僚が、なぜか繋がっていたりすることもありますよね。
不用意に投稿した副業関係の内容が、自分が意図しないルートで会社の方々に伝わってしまうこともあり得ます。
また、副業にチャレンジする!となった時に、最近ではネットビジネスを選択される方も多いと思います。
その時、マーケティングの一貫で、SNSを使うということも大いに考えられると思います。
仮に本名や本名ではないもののその人だとわかってしまうような手がかりがあるアカウントでマーケティング活動を行っていたりする場合、あろうことか会社の方々をうっかり集客してしまうなんてこともゼロとは言い切れません。
絶対にバレたくないのであれば、匿名アカウントを使い、自分だとわかってしまうような内容は書き込まないように細心の注意を払うことが必要です。
④勤務態度の変化でバレる?
意外と周りでもよく聞く話なのですが、住民税の部分の対策などはバッチリでも、勤務態度でバレてしまうことがあります。
たとえば、以前までは、時には残業もして働いていたのに、急に定時ピッタリで帰宅するようになった…。
それだけではバレないかもしれませんが、何かの拍子に同僚や上司にその理由を聞かれた時、言葉に詰まったりしてしまえば、疑われてしまいますよね。
また、副業で会社員としての給料と同等以上のお金を稼ぐようになると、人によっては、会社員としての仕事が馬鹿らしくなってしまうという人もいるようです。
その結果、集中力が散漫になっているとしか言いようがないような明らかなミスをしたり、会社員としてのモチベーションの急激な低下によって周囲から目をつけられたり…
そういった怠惰な勤務態度によって、副業バレするケースもあると言います。
⑤自爆でバレる?
個人的にはおそらく実はコレでバレてしまうことが一番多いのではないかと思いますが…笑
副業ってなかなか最初の1円を稼ぐことが難しかったりしますよね。
よく、「0→1円と1円→1万円は同じくらいの距離だ」なんて言い方もされます。
なので、ちょっと稼げたりすると、嬉しくなってしまって、ついつい仲の良い同僚や友人などに副業の話をしてしまいたくなるのです。
自慢とはちょっと違うんですけど、何ていうんですかね…やっぱり嬉しいんですよね笑
ただ、仲の良いと思っていた同僚が何かの拍子に裏切って、会社に告げ口するようなこともあるかもしれません。
表では「すごーい!俺もやりたい!」などと言っていたとしても、裏では「あいつ…むかつくな最近」と嫉妬されてしまっているかもしれないですからね。
信じたいですけど、全員が全員、聖人君主ではないですから、そういう可能性がないわけではないですよね。
また、全く会社とは関係なく利害関係もない、学生時代の友人などに、その副業話を披露したとします。
実はこれもかなり危険です。
その友人はあなたの知らないところで、実は、会社の人と友達かもしれません。
そして、お互いにとって共通の知人であるあなたの話で盛り上がり、そのついでに全く悪気はなかったとしても副業をやっていることをバレされてしまうかもしれません。
一度、噂が立ってしまうと、それを消し去るのはかなり難しくなりますよね。
副業禁止規定のある会社で働いているのであれば、本当に丁重に隠す努力をする必要があります。
会社員が副業を始める前に注意すべきこと
会社の副業規定を確認
まずは、会社の副業に関する規定や就業規則をしっかりと確認するようにしましょう。
多くの場合、副業がOK、許可制、NGなどと記載があるかと思います。
また、許可制やNGだった場合、ルールを破った際にどういう処分が下されるのかについても書かれているかもしれません。
万全の体制を期していたとしても、何かのタイミングで副業がバレてしまうことがあるかもしれません。
最悪の事態を予め想定していくことで、不安も軽減するでしょうし、それだけの責任を負ってでも副業をやってみる価値があなたの中であるのかどうか、天秤にかけることもできると思います。
参考)仮に副業がNGとされていたとしても…
実は、会社員の方の副業を、就業規則などで全面的に禁止することは、法律上は許されていません。
会社での勤務時間内に何か副業に関わる作業をしていればそれは問題になりますが、他の方が飲み会なりフットサルなりヨガ教室なり…ご自身の趣味に当てている勤務時間外であれば、副業していたって何か言われる筋合いはないですよね?
労働基準法においても、複数の企業と雇用契約を結ぶことを縛るような文言はありませんし、自営業との兼業を規制するような内容はありません。
ただし、法律とは関係のない部分で、副業が仮に会社にバレてしまえば、本業の仕事が疎かになっていないか厳しい目で周囲から見られてしまう可能性もありますし、シンプルに出世に響くこともあり得ます。
また、法律上、副業禁止規定などを設けても全面的に社員の副業を禁止することはできないとお伝えしましたが、たとえ勤務時間外であっても本業に支障をきたすほどの重労働を副業でされている場合などは、過去の判例上も副業禁止規定が有効になったというケースがあります。
その他、会社で勤めるにあたって得た知識を使って、会社の同業として暗躍していたりする場合や、会社の信用を落すような事業内容だった場合は、当然、副業禁止規定に抵触する可能性があります。
副業を行う目的を明確にする
会社の副業規定や就業規則などをしっかりと確認し、いざ副業にチャレンジすると決められたのであれば…
続いて、副業を行う目的を明確にしましょう。
例えばの話ですが、そもそもで、「会社員がイヤという訳ではなく、あと3万円でも良いから月のお小遣いが欲しい」という方と、転職を繰り返し、会社員自体に嫌気がさしていて、「会社員を辞め、将来的に独立するために副業を始めたい」という方では、どんな副業を選ぶかなども当然変わってくると思います。
前者であれば、働くのが好きなのであれば、日雇い派遣を入れたらいいと思いますし、働くのがイヤならば…
まずは、節約などで資金を貯め、利率の低い固めの安パイな投資で、稼ぐというのが合っているかもしれません。
いや、むしろ…会社員がイヤじゃないし、今の会社が嫌いという訳でもないなら、副業などせずに、いっそその会社で出世することを目指すのが、目的を達成する上で一番近いかもしれません。
後者であれば、少なくとも会社員を辞めても最低限は食べていける収入、あるいは何とか現在と同程度の収入は確保してから辞めたいと思うのではないでしょうか。
となれば、何も武器を持たない人でも、わりと早い段階から権利収入が目指せるネットワークビジネスであったり、結果が出るまでに時間がかかるものの、軌道に乗れば非常に大きな額を稼げる可能性のあるアフィリエイトやYoutubeなどを選ぶべきかもしれません。
副業と一口にいっても、たくさんありますし、それぞれ難易度やリスクも異なりますよね。
あなたが副業を行う上での目的をしっかりと明確にしていかないと、最初の副業選びにおいてつまづいてしまいます。
会社員におすすめの副業
私がオススメするのは…
先程、お伝えしたとおり、人によって副業をする目的も違いますし、得意分野ややりたいことなども異なると思いますから、もちろん一概には言えません。
それでも、あえて、私がおすすめするとしたら…次の3つです。
①投資
②ネットワークビジネス
③ネットビジネス
というのも、会社員の方というのは、一般的に平日の日中という一番頭が働きエネルギッシュな時間を、当然ですがお勤め先のために割いています。
ご自宅に戻って、夕食を食べて、お風呂に入って、アイスでも食べてしまえば…もうそこから副業をする時間やエネルギーなんて、あんまり残っていないですよね?
ですから、極力、自分の時間やエネルギーを使わずに、ある程度まとまった額を稼げるであろう副業がおすすめだと思うのです。
投資であれば、元手となるタネ銭は必要ですし、儲かる可能性があるということは損失が出る可能性があるということでもありますが…
なかには自分は一切の時間やエネルギーを注がずに、投資したら後は放置するだけというものもありますよね。
ネットワークビジネスというのはいわゆるマルチ商法というやつです。
※よく混同されていますが、ネズミ講とは異なり完全に合法のビジネスモデルです
これは基本的にあなたを紹介してくれた方も、あなたが頑張らなければ、大した額は稼げません。
つまり、紹介者は自分自身が儲けるために、あなたのビジネスを勝手に応援してくれるんです。
具体的に言えば、あなたが集客した方に対しての説明会を実施してくれたり、説明用のパンフレットをもらえたり…
あなた一人でビジネスを完結させるのは、本業がある以上時間的にもエネルギー的にもなかなかタフですよね。
でも、ネットワークビジネスでは、こんな風に他人のチカラを上手いこと利用することができるんです。
敬遠されがちですが、正直、選ぶネットワークビジネスによると思います。
私も、強引に紹介して、友人に嫌われたりするのだけは本当にイヤでした笑
なので、そこは安易に始めず、商材を精査したほうがいいかとは思います。
最後にネットビジネスですが…代表的なものはアフィリエイトやユーチューバーなどだと思います。
これについては、正直、最初はエネルギーも時間もかなりかかります。
それなりのコンテンツ(記事・動画)を作っても、まったく鳴かず飛ばずということもありますし、上手く行く場合でも、最初の数ヶ月は無給であることもままあります。
ただ、それでも私がオススメしている理由としては、軌道に乗ることさえできれば、ある程度手離れが効くからです。
また、ネットは世界中に繋がっていますから、稼げる額がかなり大きいんです。
大企業の部長クラスにならないと、なかなか到達できない年収1000万円だって、見えないレベルではないと思います。
世間一般的にオススメされている副業は?
アンケートモニターやポイントサイト(はダメだと思う笑)
先程から何度か小出しにしている、週刊ダイヤモンド 2018年 3/10 号によると、アンケートモニターで稼いでいる方が多いようです。
・マクロミル
・infoQ
・キューモニター
・楽天インサイト
・D style web
有名どころでいうとこの辺りですよね…。
結論からいうと、たしかに誰でもすぐに稼げるものではありますが、私は一切オススメしません。
労力に対して、あまりにも額が稼げなすぎるからです。
時給に換算すると、なんと300円くらいが関の山みたいです…笑
あなたの人生の大切な1時間を300円と交換できますか?
そんなことをするくらいなら、将来跳ねることを期待してアフィリエイトやユーチューバーでもやったほうがよっぽどいいと思います。(個人の意見)
また、ポイントサイトなども同様の理由で個人的にはナシです。
・モッピー
・げん玉
・ポイントタウン
・ちょびリッチ
・ポイントインカム
このあたりが有名だと思いますし、よく「会社員の副業」みたいな記事では紹介されていることも多いですが、よほどの理由が無い限りは違う方法を選択すべきでしょう。
いわゆる「自己アフィリエイト」で稼ぐ際に、ポイントサイトを使うのはいいと思いますけどね^^
クラウドワーカーとして仕事を受ける
クラウドソーシングサービスを通じて、仕事を受けるというスタイルの副業です。
・ランサーズ
・クラウドワークス
この2つのサービスがやはり2大巨頭だと思います。
これらサービスにクラウドワーカーとして登録して、仕事を探し応募します。
個人的には、これは仕事内容に見合う対価を得られるのであれば当然アリだと思いますね。
もちろん、プログラミングができる方やWEBデザインができる方などスキルがあれば、高く契約してもらえると思います。
ライターなども実力があれば、1文字あたり3円などでも十分契約を取ることができます。
ブラインドタッチでめちゃくちゃ打つのが速ければ、1時間に3000文字…時給9000円なんてこともできなくないですよね。
結局、自分の資産として、書いた記事やコンテンツが残るわけではないので、極力最終手段にはしたいですけど、空いた時間や金銭的に苦しい時の繋きとしてはアリですよね。
ラクまたは高報酬だと言われるバイト類
下記に紹介するもののなかにも含まれていますが、企業と雇用契約を結ぶような副業は特に慎重に行って下さい。
先程、住民税の増加による副業バレ対策として、確定申告時に住民税の納付方法を「自分で納付」にするという方法があったと思います。
これを例えしていたとしても、企業と雇用契約を結び、給与所得として受けとった所得にかかる住民税については、基本的に「自分で納付」はできません。
最悪のケースでは、会社に副業がバレてしまうかもしれないので、自己責任で行いましょう。
①宿直バイト
簡単にいえば、施設などでの夜間の警備です。
仮眠時間が設けられていたり、監視カメラのモニタをチェックするくらいでヒマだったりします。
②清掃バイト
清掃は、必要以上に誰かとコミュニケーションを取る必要もありません。
極めれば奥が深いと思いますが、仕事内容も誰でもイメージがつくと思いますので取り組みやすいと思います。
③ネットカフェや漫画喫茶
友人も働いていましたが、夜間は来店も少なく非常にラクだと言います。
場合によっては、マンガを読みながら待機していても良いという神バイトであることもあります(笑)
④治験
私も、一度経験がありますが、割がいいのはやはり宿泊検査系かなと思います。
土日に絡めてくれることも多く、検査の合間合間には自由時間があります。
マンガを読んでも良いし、ノートパソコンを持ち込んでも良いし…何なんでしょうかねあの時間は(笑)
また、何か持病をお持ちであれば、治療がてら稼げる可能性もあります。
新薬や新しい手法をお金をもらいながら試せるかもしれません。
⑤イベントスタッフ
正直特に男性の場合は肉体労働になることも多く、体力的にはしんどいかもしれません。
しかし、例えば、大好きなアーティストのライブの準備や警備などであれば、楽しくできると思います。
学生時代、そんなに好きではなかったんですが(笑)
B’zのライブの警備をやったことがあります。
基本、ステージを背にする形でファンを監視するのですが、途中からは前を向いていました(笑)
⑥試験監督
基本的に座っている仕事です。
逆に退屈だという方もいると思いますが、普段、会社員としてたくさんエネルギーを消費している方のバイトとしてはいいと思います。
会社員が具体的に副業でどう稼いでいけばいいか?
先程、おすすめの副業を3パターンほどシェアしましたので、それぞれのファーストステップ…
具体的に会社員の方が取るべき最初の行動をお伝えしたいと思います。
①投資
投資を始めるということであれば、まずはタネ銭の準備が必要ですよね。
極端な話、今すでに10億円の資産があるなら、個人向け国債やアメリカの安パイなインデックス投資などに振り向ければ、それだけで十分な生活ができます。
ただ、遺産相続や宝くじ当選などのラッキーがない限りは、そこまで貯めていたら人生が終わってしまうと思いますので…笑
まずは、100万円のタネ銭をどうにかして貯めることを考えると良いと思います。
不動産投資などはまだ厳しいと思いますが、100万円あれば、第一歩として、いろんな投資にチャレンジできると思います。
そして、タネ銭を用意しつつ…あなた自身の投資の目的をしっかりと明確にしておきましょう。
一攫千金を狙いたい人と、安定的にチマチマ稼ぎたいという人では当然選ぶべき投資案件が異なるからです。
例えば、少ない資金で一攫千金を狙いたいのであれば、ある程度のリスクは背負わなくてはいけません。
もちろん、知る人ぞ知る本当にオイシイ案件というのは、世の中に回っていると言えば回っています笑
でも、基本的には、ハイリターンを狙いたいならハイリスクを負わなければいけないですよね。
今で言えば、仮想通貨投資などはその代表格かもしれません。
逆にほとんど利益は出ないけれども、着実に増やしていきたいと思えば積立てNISAのようなものもありますね?
この辺りは、あなたの投資の目的がどういうものであるかが明確になっていないとブレてしまいます。
きちんと頭の中を整理しておきたいですね。
②ネットビジネス
ネットビジネスといっても、幅広いですけれど、一番ポピュラーなのはアフィリエイトだと思います。
アフィリエイトというのは、いわば「ネットで行う営業代行」のようなものです。
誰かの商品を誰かに売って、報酬をもらうというシステムです。
ですから、まずは売る相手を集客するところから考えないといけません。
集客の方法は色々とありますけども、お金がかからないものと考えると…
・ブログ記事を作ってアクセスを集める
・SNSのフォロワーを増やす
この辺りにから始めてみるといいと思います。
具体的にどういう風にキーワードを選定して記事を作っていけばいいのか。
記事の書き方などについての詳細は、ぜひ無料メルマガで順繰りお伝えしていますので、ご確認ください。
湯浅直樹メルマガ:https://(準備中)
③ネットワークビジネス
ネットワークビジネス成功のコツは、とにもかくにも上手くいっているグループに入ることです。
というのも、ネットワークビジネスというのは、他人の力をいかに有効活用させていただくかによって成果が全く変わってくるからです。
ネットワークビジネスは、基本的に、あなたのことを紹介してくれた人も、あなたが頑張ってくれなければさほど大きくは稼げません。
ですから、一生懸命応援してくれるんですね。
そのプロセスのなかで、自然と同じ山のツリーの人たちのなかで協力し合うグループができ、最新情報の共有だったり、パンフレットの作成や、説明会の開催など…分担して行うようになっていきます。
あなたがパンフレットを作れなくても、説明会ができなくても、グループに入るだけで、他の得意な人が全部やってくれるわけですね。
そのパンフレットを渡したり、説明会につれてくるまでの集客だけできれば、自然と稼ぐことができるので、どのネットワークビジネスを始めるか選んだら、とにもかくにも力のある盛り上がっているグループに参加することが大切です。
もし副業をしたらどれくらいの税金がかかるか?
当たり前ではありますが、副業をして稼ぎが増えれば、所得税や住民税の額も変わってきます。
その額は、確定申告の方法や扶養家族の有無などによっても異なってきますので一概には言えませんが、確定申告ソフトとして人気のあるfreee(フリー)がこんな無料サービスを提供しているようですので、ぜひ、参考にしてみてください。
▼freeeのサイトから拝借しました。
カンタンな登録だけですぐに使えるみたいですよ!
こちらからぜひ試してみて下さいね。
まとめ
長丁場、お疲れ様でした!笑
今の世の中、会社員の方が副業に興味を持たれることは普通だと思います。
むしろ、こっそり公務員(完全に副業禁止)の方でもやっているくらいですからね。
極力、網羅的にお伝えできるように書いたつもりですが、お悩みは解消できたでしょうか?
多少、内容が漏れてしまいますが、カンタンにまとめると…
・会社員で副業で稼いでいるのは15%程度(年間20万円以上稼いでいるのはそのうち半数ほど)
・日本の将来性などを考えてみると、副業にチャレンジしてみるのも1つの選択肢
・副業がバレる定番はやはり住民税の変化、意外に多いのがSNSや自爆(バレを防ぐには「自分で納付」を確定申告時に選択)
・副業を始める前に、勤め先の副業規定と自身の目的は再確認すべき
・他力を使いやすい、投資関係・ネットワークビジネス・ネットビジネスがオススメ
・アンケートモニター、ポイントサイトは稼げない
・雇用関係を結ぶダブルワークでの副業は給与所得になるため住民税バレしやすい
etc…
ぜひとも、参考にしていただけたら嬉しいです!