会社員の年収と貯金額…みんなはどれくらい?

周りがどの程度のお金を稼ぎ、そして、どの程度貯金があるのか。
やっぱり気になってしまいますよね。

今回は、そのあたりを中心にシェアしていきたいと思っています。

会社員の年収の平均値(と中央値)

ざっくりとお伝えすると…

20代会社員の平均年収:およそ350万円
30代会社員の平均年収:およそ450万円
40代会社員の平均年収:およそ530万円
50代以上会社員の平均年収:およそ650万円

ほどです。

以下の記事では、年代ではなく年齢別&男女別に詳しく平均年収についてまとめています。

会社員の平均年収、総まとめ!周りはどれだけもらってる?年収増やす方法も…

ぜひ、こちらをご確認いただけたらと思います。

TIPS:会社員の年収の中央値

上記では、サラリーマンの方の年収の「平均値」をお伝えしましたが…
より、私たちの実感や肌感覚に近しいのは、「中央値」のほうだと思います。

中央値とは、データを並べた時に真ん中に来る数値のことを指します。

5人の会社員の方がいたとして、それぞれの年収が以下のとおりであったとしましょう。

300万円、400万円、500万円、600万円、2000万円

この時、平均値は(300+400+500+600+2000)÷5で求められますね?
計算すると760…つまり5人の平均年収は760万円と出ます。

中央値は、データを並べた時に真ん中に来る数値のことでした。
真ん中は年収500万円の方ですよね?つまり5人の年収の中央値は500万円となります。

会社員として会社に所属している以上、年収が0万円や10万円などといった極端に低い人というのはいないですよね。
さすがに、それはブラック企業ともいえないレベルです(笑)

一方で、大企業の部長クラスにになれば、1000万円、1500万円などとかなりの高額報酬をもらっている方はいます。

つまり、会社員の平均年収の数値は、極端に年収が高い人に引っ張られて体感より高くなってしまいがちなのです。

正確な数値は出ませんが、だいたい会社員の平均年収の1割引程度が中央値となるとされます。

20代会社員の年収の中央値はおよそ311万円
30代会社員の年収の中央値はおよそ407万円
40代会社員の年収の中央値はおよそ475万円
50代以上会社員の年収の中央値はおよそ580万円

したがって、だいたいこのくらいで見積もっておけば良いかと思います。

会社員の平均ボーナス額は?

ボーナスはそもそも支給が義務付けられているものでもないですし、当然、会社の業績やあなた自身の成果によっても変わってくるものです。

とはいえ、だいたいの目安というのは存在します。

誰もが知るような大企業であれば、給料の2.5ヶ月分程度が一般的だと言えます。
地元の中小企業ということであれば、給料の1ヶ月分程度が普通です。

ただし、最初にお伝えした通り、ボーナスというのは、そもそもで会社側に支給の義務があるものではありません。
会社員なら誰でももらえるものではないんです。

実際に、ボーナスの額はともかくとして、もらえているかもらえていないかという調査において…
およそ40%もの人が、そもそもボーナスをもらっていないということがわかっています。

つまり、ボーナスはもらえているだけ、感謝しましょうということですね(笑)

ましてや、会社員よりも自営業経験の長い私からすれば、ボーナスって本当に羨ましいです。
でっかいお年玉みたいなものですもんね。
※もちろん、日々の仕事を一生懸命やっているからこそもらえるものではあるんですけどね。

周りのみんなの平均貯金額と貯金額の中央値

いくらたくさん稼いでいても、それがしっかりと貯められているかどうかは別問題ですよね。
こちらの章では、周りの会社員の方がどれだけの貯金を持っているかについてシェアしたいと思います。

いろんな切り口でお伝えしていきますので、何となくで、現状のご自身の立ち位置をつかんでいただけたらよいのかなと思います。

独身世帯の平均貯金額と貯金額の中央値

独身貴族の方々の全年代の平均貯金額は、金融広報中央委員会がリリースしている「家計の金融行動に関する世論調査(2018)」によると…

744万円だと言います。

うそでしょ?うそだと言って!という声も聞こえてきそうですが、思いの外みんなたくさん貯金しているんだなと思った方も多いのではないでしょうか。

しかし、これはあくまで平均の値です。
それこそ、宝くじがあたったり、仮想通貨で大儲けをした3億円や5億円といった巨額の資産を持っている人たちにかなり引っ張られていると考えていいでしょう。

なんせ、貯金額データの中央値は…

50万円だからです(笑)

中央値とは、データの真ん中の値のことです。

仮に5人の貯金額が以下の通りだったとしましょう。

Aさん:0万円(貯金なし)
Bさん:30万円
Cさん:50万円
Dさん:200万円
Eさん:1億円

この場合、平均の貯金額は…
(0+30万+50万+200万+1億)÷5ですから、2056万円になります(笑)

一方、貯金額の中央値は、Cさんの50万円です。
ぐっと体感に近しい数字が出たのではないでしょうか。

独身世帯の男女別貯金額と分布

「単身世帯の家計収支及び貯蓄・夫妻に関する結果(2014年全国消費実態調査)」によると…

男性

貯金額 100万円未満 100~200万円 201~300万円 301~500万円 501~700万円 700~1000万円 1001~1500万円 1500万円以上
割合 19.8% 10.3% 6.5% 14.0% 8.2% 6.5% 11.9% 22.8%

女性

貯金額 100万円未満 100~200万円 201~300万円 301~500万円 501~700万円 700~1000万円 1001~1500万円 1500万円以上
割合 16.2% 8.2% 6.3% 10.2% 9.4% 9.8% 11.3% 28.5%

独身世帯では男性より女性のほうが、より貯金額が大きいようですね。
ただし、こちらのデータには、貯金がまったくないという方は含まれていません。

まったく貯金がないという方は結構いらっしゃるようなので、あまり参考にならないデータかもしれません(笑)

年代別の平均貯金額

厚生労働省のリリースする、国民生活基礎調査の「各種世帯の所得等の状況」によると…

年代 平均貯金額
20代 154.8万円
30代 404.1万円
40代 652.7万円
50代 1051.2万円
60代 1339.4万円
70代以上 1262.5万円

しつこくお伝えしていますが、あくまで平均の値です。
実感値に近いであろう中央値はぐっと少ないと思います。

独身世帯の年収&年代別の貯金額

Allabout「一人暮らしの平均貯金額は744万円!?」という記事によると…

20代の独身世帯

年収 年収300万円未満 年収300~500万円未満 年収500~750万円未満 年収750~1000万円未満
平均値 52万円 158万円 528万円 回答者少数のため除外
中央値 0万円 75万円 278万円 回答者少数のため除外

30代の独身世帯

年収 年収300万円未満 年収300~500万円未満 年収500~750万円未満 年収750~1000万円未満
平均値 118万円 506万円 749万円 回答者少数のため除外
中央値 1万円 200万円 250万円 回答者少数のため除外

40代の独身世帯

年収 年収300万円未満 年収300~500万円未満 年収500~750万円未満 年収750~1000万円未満
平均値 173万円 458万円 1602万円 2663万円
中央値 0万円 100万円 800万円 2650万円

だと言います。

少し全体的に年代が上がり、年収が上がっているほうが、貯金額も大きくなっているのがわかりますね(当然?)

私が少し気になったのは、年収300万円未満の独身世帯では貯金額の中央値が0や1万円というところです。
貯金がまったくない、もしくはわずかしかないという方もかなり多いというのがわかるのではないでしょうか。

世帯別の貯金額

厚生労働省のリリースする「各種世帯の所得等の状況(2016年)」によると…

世帯別の平均貯金額

平均貯金額 全世帯 高齢者世帯 子供のいる世帯 母子世帯
貯金なし 14.9% 15.1% 14.6% 37.6%
貯金あり 80.3% 79.4% 82.1% 59.6%
貯金あり額不明 5.1% 5.3% 5.1% 5.9%
不明 4.8% 5.5% 3.4% 2.8%
50万円未満 4.7% 3.8% 5.2% 14.4%
50~100万円未満 3.5% 2.6% 3.9% 3.6%
100~200万円未満 7.9% 7.0% 10.3% 9.1%
200~300万円未満 5.9% 5.0% 7.6% 6.5%
300~400万円未満 6.3% 5.3% 8.4% 4.0%
400~500万円未満 3.3% 2.5% 5.0% 1.9%
500~700万円未満 9.4% 9.1% 10.9% 4.2%
700~1000万円未満 5.8% 5.2% 6.6% 2.0%
1000~1500万円未満 8.7% 9.5% 7.7% 2.9%
1500~2000万円未満 4.7% 5.6% 3.4% 1.4%
2000~3000万円未満 6.3% 7.7% 3.0% 1.8%
3000万円以上 8.8% 10.8% 4.4% 1.9%

世帯別の平均貯金額と貯金額の中央値

貯金額 全世帯 高齢者世帯 子供のいる世帯 母子世帯
平均値 1033万円 1225万円 707万円 327万円
中央値 500~700万円未満 500~700万円未満 300~400万円未満 50万円未満

500万円から700万円の貯金が若くしてあれば、もうそれなりに周りに比べたら貯まっていると考えてよさそうですね。

そもそも貯金額なんて周りと比べるものではありませんし、貯めたから偉いというものでもないと思いますが(笑)

参考)年収の増えやすい仕事や業界

昨今は時代の流れが速く、なかなか読めないところではあります。
また、どの程度のスパンで区切るかによっても変わってくると思うので、一概には言えませんが、短期的にはプログラマーやSEなどの仕事は需要が伸びるでしょう。

業界でいえば、IT系です。
これからもますます仕事が増え、年収も上がっていくことと思われます。

実際、IT業界の年収伸び率は常にココ数年トップクラスだといいます。

また、昨今話題のRPAやAIに関する知識や技術を持つ方も、ニーズが高まり、短期的には年収が上がっていくと考えられます。

実は、私は、WinActorというNTTデータ社が出すRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を販売、そしてロボットの作成(シナリオの作成といいます)をしていた経験があります。
ここ日本でもかなり話題にはなっていますが、実際RPAの導入社数はものすごい勢いで伸びています。

最終的にはAIに吸収されていくのでしょうが、今はまだRPAのほうが一般的です。
RPAは人間の手足にすぎません、脳がないのです。

つまり、RPAに指示を出して(ロボットを作って)、管理をして、頭脳がいる部分はサポートして…そんな人員のニーズはしばらくなくなりません。
もちろん、AIの技術がさらに発展すれば、それらの仕事もAIが行うようになりますし、プログラミングやロボット作成の仕事もなくなっていくとは思いますが…

なお、長期目線で見るならば、論理的で事務的な仕事や業界は人が要らなくなるでしょうから、年収は下がってしまうかもしれません。

短期目線であれば、SEやプログラマー、RPA技術者などはニーズが高く、年収も増加傾向だと思います。
しかし、AIが発展すればするほど、論理的なこうした業務は彼らの得意分野になりますから、とって替わられてしまうでしょう。

また、士業と呼ばれるような方の仕事、簡易的な事務仕事などもかなり危険だと思います。
銀行などの業界も、人のニーズはどんどん減っていくでしょう。

一方で、介護や保育園・幼稚園の先生など、人間の機微を的確に捉える必要がある仕事や業界は年収が伸びていくかもしれません。
また、年収が伸びるかはさておき、スポーツ選手、スポーツインストラクター、風俗、カウンセラー、歌手、タレント、俳優といった「そもそも人間がやってないと意味がないよね?」「人間がやってるからこそいいんだよね」という仕事や業界は、価値が高まっていきそうですよね。

参考)会社員の年収は上がるのか?

簡潔にお伝えすれば…

これから日本の会社員の年収が極端に上がることは考えにくいと思われます。

・過去20年間はずっと停滞している(400万円代前半を右往左往…)
・日本の国際競争力の低下
・非正規雇用の増加

こういった状況があるからです。

日本企業の国際競争力が低下すれば、人件費を抑えてなんとか競争力を維持しようと、更に非正規雇用化が進むでしょう。

さらに、社会保障費の負担もどんどん増えていきます。
仮に年収が増えたとしても、税負担も増えていくので、場合によっては手取りの段階では減っているかもしれません。

これからは副業や投資、ダブルワークなどによって、お金を稼ぎ、貯めて、増やし、守る…。
日本人が苦手なお金のリテラシーも高めていかないといけないと思います。

▼こちらの記事も是非参考にしてください^^

【副業・ダブルワーク関連】
【まず確認】会社員のバイト兼業はOK?バレてしまわないのか
【保存版】会社員の副業…ユーチューバーはアリ?気になるとこ全て網羅
【1記事で網羅】会社員の副業でアフィリエイトはアリ?

【投資関連】
はじめて投資をする方がまず確認しておきたいこと

まとめと私の考え

いかがでしたでしょうか。

こちらの記事と付随の記事で、なんとなく周りの方の年収や貯金額、お給料などの見当がついたのではないでしょうか。
そして、ソレに対する自分のポジションを確認し、一喜一憂されていることと思います(笑)

貯金額というのは、その方のお金に対する考え方などもしっかり反映されるので、年収以上に平均値と中央値のバラつきが見られましたね。
(どうでもいいことだと私は思っていますが)もし、あなたが20代30代の若手であれば、100万円200万円程度の貯金があれば、世間一般的には十分優秀かもしれませんね。

ここからは、私の意見ですので、あくまで参考程度ですが…

多様化した現代…生き方も人それぞれですから、あまり他人の年収や貯金額を気にする必要はないかもしれません。
お金をあまり使わずに幸せに暮らすという方もいるでしょうし、やれ旅行だ、車だ、マイホームだ…!という考え方も少し古い気がしますしね。
若いうちはあまりお金を貯め込まず、経験や自己投資にじゃんじゃん使ったほうが、後々後悔しないで済むかもしれませんし…。

自分が必要だと思うだけ、しっかりと稼いで、貯めて、増やして、守っていれば問題ないのではないでしょうか。


私はこれからの時代は、個々人が自分の人生を自らデザインして生きていく時代だと思っています。
なんとなく敷かれている(と思い込んでいる)社会のレールに沿って走り続ける必要はありません。

今一度、自身の将来についてしっかりと考えてみることで、あなたにとって必要な年収や貯金額も見えてくるのではないかと思います。

比べたくなる気持ちは重々わかりますが、時代的にもそれはあまり意味のないことなのかなと感じます。
ぜひ、時間をとって、あなたにとっての理想の年収や貯金額を見つけていただきたいと思います。